たろきちのシムズライフ

シムズ4をドラマ風に書き綴ったブログです。更新が滞っている時は記事作成中か、他のゲームに浮気している可能性があります。

あなたと一緒に 【3】

※プレイヤーの妄想によるストーリー&画像が多めです。ご容赦ください。

 

 

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ダニエル「今日も来てくれてありがとう」

クレア「全然いいわよ。こっちはブラッドも貰えるし」

ダニエル「で、今日の絵の出来はどうだった?」

クレア「えっ、あぁ…今日もまあまあね…」

ダニエル「そっか。これからも君に認めてもらえるよう、がんばるよ!」

クレア「……。じゃあまた」

 

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クレア「(はぁ…、なんで素直になれないんだろ私。正直に上手いって言えばいいのに…)」

 

 

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???「・・・・・」

 

 

 

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???「ダニエル!」

 

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ダニエル「あ、ジェシカ。どうしたの?」

 

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ジェシカ「“どうしたの?”じゃないわよ!あの女誰よ!?」

ダニエル「え、あの女?もしかしてクレアのこと?最近友達になったヴァンパイアの女の子だよ」

ジェシカ「ヴァンパイア!?なんでそんな危ないヤツと友達になんかなるのよ!」

 

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ダニエル「…クレアはいい人だよ…?僕の絵にも協力してくれるし」

ジェシカ「“人”じゃなくてヴァンパイアでしょ!ダニエル、アンタ協力する代わりにブラッドを要求されてるんじゃない!?」

ダニエル「要求じゃなくて、お礼として飲んでもらってるけど…」

 

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ジェシカ「お礼のブラッドって何よ!いい?アンタは“エサ”としてしか見られてないの!いつか全身のブラッドを吸い尽くされるわよ!」

ダニエル「そ、そんなことないよ…。クレアは…」

ジェシカ「アンタはアタシの言うこと聞いておけばいいの!あんなヤツとは関わったらダメ!わかった!?」

ダニエル「・・・・・」

 

 

 

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リリス「へぇ、人間の友達ができたの?よかったわね、クレア」

 

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クレア「別に友達じゃないわよ。あっちは私の絵を描きたい、こっちは協力する代わりにブラッドを貰う。Win-Winな関係なだけよ」

リリス「そんなこと言って顔が緩んでるわよ。うれしいくせに」

クレア「き、気のせいじゃない?」

 

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カレブ「君に新しい友達ができて僕らもうれしいよ。ね、リリス

リリス「さあ、どう来る…?」

カレブ「・・・。新しい友達を大切にしないとね、クレア」

クレア「うーん、どうしようかな…」

カレブ「・・・・・。聞いてよ」

 

 

 

~数日後~

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ダニエル「あ、もしもしクレア?今日の夜、予定ある?……よかった。じゃあ待ってるね」

 

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ジェシカ「誰と電話してたの?」

ダニエル「あ、ジェシカ…。友達とちょっとね…」

ジェシカ「ふぅーん」

 

 

~その日の夜~

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ダニエル「(クレア、遅いな…。何かあったのかな?)」

 

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ダニエル「(連絡してみようかな…?いや、もう少し待ってみるか…)」

 

 

 

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ダニエル「(朝まで待ってみたけど結局来なかったな…。やっぱり何かあったのかも。電話してみよう)」

ダニエル「……あ、クレア?ダニエルだけど。どうして来てくれなかったの?」

クレア「ダニエル!あれは笑えない冗談ね!一体どういうつもり!?」

ダニエル「え、なんのこと…?」

クレア「とぼけないで!!」

 

 

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クレア「昨日の夜、約束通りアンタの家に行ったわよ!でもね…!」

 

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クレア「玄関にヴァンパイアの嫌いなニンニク飾りがあったのよ!」

 

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クレア「ニオイが強烈で帰るしかなかった!どうしてあんなことしたのよ!?」

 

 

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ダニエル「ちょっと待って、玄関にニンニク飾り…?僕はそんなことしてないよ!」

クレア「じゃあ誰がやったっていうのよ!?あの家にはアンタしか住んでないんでしょ!?」

ダニエル「・・・。クレア、嫌な思いをさせてごめんね。でも僕はやってない。これだけは信じて?」

クレア「……。わかった。じゃあ誰がやったのかはっきりさせて」

ダニエル「うん…」

 

 

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ダニエル「(ニンニク飾りか…。とりあえず玄関を見てみよう)」

 

 

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ダニエル「(ほんとだ!昨日はずっと家の中にいたから気づかなかった。一体誰が?……。もしかして…)」

 

 

 

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ジェシカ「どうしたの?急に呼び出して」

ダニエル「ジェシカ…。君に聞きたいことがあるんだ」

 

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ダニエル「玄関にニンニク飾りがあるのに気づいた?もしかしてだけど…」

ジェシカ「ああ、あれ。アタシがやったの!おかげでヴァンパイアが寄りつかなくなったでしょ?」

 

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ダニエル「やっぱり…。なんてことするんだ!!クレアに迷惑を掛けたじゃないか!」

ジェシカ「・・・!!」

 

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ジェシカ「なによ!アンタのためじゃない!アタシ知ってるのよ!」

 

 

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ジェシカ「二階の部屋の壁があの女の絵で埋め尽くされてること!アンタはあの女に取り憑かれてるのよ!目を覚ましてダニエル!」

 

 

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ダニエル「取り憑かれてるって…。僕は描きたくて描いてるんだ!彼女はそれに協力してくれてる。前もそう言っただろう!?」

ダニエル「ジェシカ、君は昔から自分が正しいと意見を押しつけてくる。どうしてもっと僕の意見を尊重してくれないんだ!?お願いだから彼女にだけは迷惑を掛けないでくれ!それができないなら…」

ジェシカ「・・・・・」

 

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ジェシカ「もういい!帰る!」

ダニエル「・・・・・」

 

 

 

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ジェシカ「うっ…うぅ…」

 

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ジェシカ「アタシは…ダニエルを心配しただけなのに…、グスッ…。なんで、こうなるのよ…、グスッ…」

 

 

つづく

 

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