たろきちのシムズライフ

シムズ4をドラマ風に書き綴ったブログです。更新が滞っている時は記事作成中か、他のゲームに浮気している可能性があります。

あなたと一緒に 【1】

※プレイヤーの妄想によるストーリー&画像が多めです。ご容赦ください。

 

 

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私の名前はクレア。誰もが恐れる「グランドマスター・ヴァンパイア」

 

 

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………になる予定。ま、すぐになってみせるわ。

 

 

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私の住んでいるForgotten Hollowの広場にはこんな銅像がある。私はこの銅像が気に入らない。だってマヌケな顔してるでしょ?

 

 

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家はココ。好きな色の外壁だったから、思い切って買ったの。

でもこの家の名前はガーリックローター・プレイス。ニンニク飾りがそこら中に飾られてたわ!最悪よ!だから全部捨ててやった。それと内装も自分好みに変えたわ。前の住人は趣味が悪いわね。

 

 

私は人間と仲良くなろうなんて思わない。

 

 

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クレア「お前のブラッドを飲み尽くしてやる!」

男性「ひぃっ!なんて恐ろしい!その牙を近づけないで!」

 

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クレア「ゴクッ…ゴクッ…」

男性「ば、化け物……」

 

フン、何とでも言うがいいわ。人間は大人しくヴァンパイアにブラッドを捧げればいいのよ!

私にとって人間はただの“エサ”なんだから。

 

 

 

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『ウルフスベーン・マナー』

 

 

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クレア「あー、ムカつく!あのクソヤロウ!」

ちなみにこの姿は闇の形態を解いた状態。

 

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リリス「あらあら、今日はひどく荒れてるわね」

カレブ「クレア、何かあったの?」

 

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この2人は私の大事な友達。仲良しきょうだいのリリスとカレブ。この2人とは、本当に気が合うの!

ただ“食事”に関しては合わないのよねぇ…。

 

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クレア「さっきヴラドに勝負を挑んできたの!」

リリス「あら、また?で、結果は?」

 

 

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クレア「……負けた。今日は勝てそうな気がしたのに…。あぁ、クソッ!あのジジイめ!」

 

 

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私はあのじいさんが好きじゃない。“食事”は気が合うけど、他は合わない。

勝負を挑んだ理由は、なんか偉そうで気に入らないから。

 

カレブ「確かに見た目は老人だけど、彼は若者だよ?」

クレア「そんなこと分かってる。でも、どう見ても見た目は老人でしょ」

 

 

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カレブ「でも彼に勝ちたいなら位階を上げて強くならなきゃ。ヴァンパイアの書でも読んでみたら?」

リリス「あと腹筋もね」

カレブ「そう、腹筋も」

クレア「腹筋関係ある?」

 

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クレア「…分かった。とりあえず、位階を上げる努力をするわ。はぁ、何だか疲れた…。行きつけのバーに“食事”に行ってこよっと」

リリス「ブラッドパックもあるんだし、わざわざ人間を襲う必要なんてないんじゃない?」

クレア「ブラッドパックより、首筋からそのまま飲んだ方が何倍も美味しいわ。とにかく、話聞いてくれてありがと。じゃ、行ってくる」

 

 

 

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『塩辛ワンニャン酒場』

 

 

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ダニエル「プハァ~、仕事帰りに飲むお酒は最高だなぁ」

 

 

酔って思考が鈍くなってる人間ほど襲いやすいものはないわ。だから、バーやラウンジって最高のエサ場なのよね。

 

 

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クレア「(お、いたいた。今日の“食事”はアイツにしよ)」

 

 

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ダニエル「はぁ~、飲みすぎちゃったなぁ。あぁ、風が気持ちいい」

 

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クレア「おい!そこのお前!」

ダニエル「え?」

 

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クレア「大人しくブラッドを寄越しなッ!」

 

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ダニエル「え……。ヴァンパイア!?なんて美しいんだ!」

 

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クレア「えっ!は、はあっ!?」

 

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ダニエル「すごい!こんな所で会えるなんて。これは夢じゃないよね?僕、画家をやってるんだ。まだ一度もヴァンパイアを描いたことがなくて。ぜひ、君のその美しい姿を描かせてくれないかな!?」

 

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クレア「い、いきなり何言ってんの!?普通ここは怖がるところでしょ!アンタ頭おかしいんじゃない!?」

ダニエル「ちゃんとお礼もするよ。ヴァンパイアだからブラッドだよね。手首から?それとも首筋から?」

 

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クレア「あ、そろそろウチに帰らなきゃ!(コワイコワイコワイ!!何この人間、めちゃくちゃ怖いんですけど!!)」

ダニエル「あっ、ちょっと待って!」

 

 

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クレア「はぁ…はぁ…。追いかけて来てないよね?人間の中には、ああいうちょっとおかしいヤツもいるのね。気を付けなきゃ…」

 

 

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ダニエル「あぁ、行っちゃった…。でも、何だかまた会えそうな気がする」

 

 

 

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『ガーリックローター・プレイス』

 

 

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ヴァンパイアは鏡には映らない。だから自分がどんな姿をしているか分からない。

クレア「(美しいなんて言われて動揺しちゃったけど、きっとウソよね…。今まで人間からは化け物と言われてきたし…)」

 

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クレア「(きっと私は醜い姿をしてるんだ…。私が美しいワケない、よね…?)」

 

 

つづく

 

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