※プレイヤーの妄想によるストーリー&画像が多めです。ご容赦ください。
ロバート「(最近ママの様子がおかしい…)」
ロバート「(急に肌を気にしたり、着飾ったり…。まさか…。いや、そんなこと考えたくない…)」
アビゲイル「あら、ロバートさん!こんにちは」
ロバート「…アビゲイルさん」
アビゲイル「アダム、ケイティちゃんと一緒に遊んでらっしゃい」
アダム「うん!ケイティ、遊ぼうぜ!」
ケイティ「いいよー!」
アビゲイル「今日はロバートさんがケイティちゃんの面倒見てるんですね。ウチの旦那なんか休日は一人で出掛けちゃって。ロバートさんを見習ってほしいわ」
ロバート「……」
アビゲイル「あ、そうだ!見ましたよ~!この前ロマンス・フェスティバルに行ってたでしょう?本当に仲がいいですねぇ」
ロバート「え、ロマンス・フェスティバル…?」
アビゲイル「ええ。ロバートさんはポールの陰で見えなかったですけど、あの後ろ姿は確実にマリアさんだわ。ピンクのカーディガンを着ていたし」
ロバート「僕は行ってませんよ…?」
アビゲイル「えっ、でも…」
ロバート「……」
アビゲイル「(私、もしかして変な事言っちゃった…?)」
アビゲイル「あ!そ、そうだ!これから買い物に行くんだった!アダム!もう行くわよ!」
アダム「え?来たばっかじゃん」
アビゲイル「いいから!そ、それじゃロバートさん失礼します!ケイティちゃんまたね!」
ケイティ「バイバーイ!」
ロバート「………」
〈そんな会話が交わされていた事など知らない私は、イアンくんとカラオケを楽しんでいた〉
イアン「マリアさん歌上手いね」
マリア「イアンくんこそ。歌手も目指せるんじゃない?」
イアン「えへへ。あ、そうだ。聞いてよ。やっとオーディションに受かったんだ」
マリア「えっ!本当!?よかったわね!」
イアン「まあ、大した役じゃないけど」
マリア「でもすごいわ。だったらお祝いしないとね!はい、プレゼント」
イアン「え、なんだろ?」
イアン「わっ!お金!?いいの!?」
マリア「もちろんよぉ。お祝いとして5000シムオリオンよ」
イアン「僕をこんなに応援してくれるのはマリアさんだけだよ。本当にありがとう」
マリア「イアンくんの為だったらなんだってするわ。いつでも頼ってね」
マリア「もうこの辺でいいわよ。家の近くだし旦那に見つかったらまずいから」
マリア「今日は楽しかったわ。ありがとう」
イアン「僕も楽しかったよ。別れるのが寂しいな」
イアン「マリアさん…」
マリア「んっ…♡」
アビゲイル「ちょっ…、嘘でしょ…」
イアン「またデートしようね」
マリア「ええ。じゃあ、またね」
マリア「ただいま」
ケイティ「あ、ママ帰って来た!」
マリア「すぐに夕飯作るわね」
ロバート「ケイティ、ちょっと二階に行ってくれるかい?」
ケイティ「え?うん…」
ロバート「…ママ」
マリア「なあに?」
ロバート「…この前ロマンス・フェスティバルに行った?」
マリア「……!」
ロバート「アビゲイルさんがママを見たって言うんだ。でも僕は一緒に行ってない。どういう事?」
マリア「……勘違いじゃない?似てる人なんて沢山いるし。きっと見間違いよ。…もしかして私を疑ってるの?」
ロバート「いや…。ママが違うって言うなら信じるよ」
マリア「よかった。私が愛してるのはあなただけよ。他の人とそんな所に行くわけないわ」
ロバート「……。そうだよね。ならいいんだ」
マリア「(上手く誤魔化せた…?まさか見られていたなんて…。次から気を付けなきゃ。知り合いがいなさそうな所で会わないと…)」
イアン「オーディションに受かったって嘘言ったらフツーに信じてさぁ。5000シムオリオンもくれたよ」
ノラ「マジ!?ヤバいね!そのお金で美味しいモノでも食べようよ」
イアン「ああ。簡単に信じてくれるからスゲー楽だよ、あのおばさん」
ノラ「ウチらが付き合ってるとも知らずにねー。なんかかわいそ」
イアン「俺みたいなイイ男と遊べてんだから逆に感謝してほしいくらいだよ」
二人「「アハハハハッ!」」
ロバート「ただいま~」
ケイティ「あっ、パパ!」
ケイティ「いつもより早い!どうしたの?」
ロバート「今日はケイティの誕生日だから、早く上がらせてもらったんだ。ところでママは?」
ケイティ「あ、友達と旅行に行くってメモが置いてあったよ」
ロバート「えっ…」
ケイティ「でも今日はわたしの誕生日だし、夜には帰って来るよね?」
ロバート「も、もちろんだよ…。すぐに帰って来るはずさ…」
ケイティ「よかった!誕生日パーティー楽しみだなぁ」
ロバート「(娘の誕生日に旅行!?何を考えてるんだ…!)」
〈私はイアンくんと一緒に旅行を楽しんでいた〉
マリア「空気が綺麗ね~」
イアン「うん、気持ちいいね!」
マリア「何をお願いしたの?」
イアン「マリアさんとずっと一緒にいられますようにって」
マリア「うふっ、じゃあ私も」
イアン「これがおにぎりっていうんだね」
マリア「美味しいわね。今度作ってみようかしら」
イアン「温泉って気持ちいいね〜」
マリア「(イアンくん、相変わらずイイ体してるわ♡)」
イアン「楽しかったね。でも明日には帰らなきゃいけないんだよね。あー、帰りたくないよ」
マリア「そうね。もう一泊しちゃおうかしら。ふふふ」
ブーッブーッ(スマホが鳴る)
イアン「出ないの?」
マリア「大した用じゃないと思うの」
イアン「でもさっきからずっと鳴ってるし出た方がいいんじゃない?」
マリア「…そうね。じゃあ、ちょっと電話してくる」
マリア「なあに?」
ロバート『なあに?じゃない!いつになったら戻ってくるんだ!』
マリア「今日は一泊するわ。それよりあんまり電話してこないでくれる?お友達の前で恥をかきたくないわ!」
ロバート『一泊だって!?今日は何の日か…』
マリア「ああ!お友達が呼んでるわ!それじゃ切るわね。もう電話してこないで」
ロバート『あ…』
イアン「大丈夫?」
マリア「ええ、大丈夫よ。さあお鍋食べちゃいましょ。冷めちゃうし」
「「「Happy birthday,dear ケイティ〜♪Happy birthday to you〜♪」」」
ケイティ「………」
アダム「ケイティおめでとう!」
ケイティ「ありがとう、アダム…」
アダム「なんだよ元気ないな。どうしたんだ?」
ケイティ「ううん。何でもないよ…」
アビゲイルの夫「そういえばロバートさん、奥さんは?こんな時にまさか出掛けてるなんて事ないですよね」
アビゲイル「(ヒソヒソ)ちょっと!余計な事言わなくていいから!」
アビゲイルの夫「え?なんで?」
ロバート「妻は…、ちょっと用があって…」
アビゲイルの夫「用?子供の誕生日に?あ、もしかしてサプライズですか?いやぁ、楽しみだなぁ」
アビゲイル「アンタは黙って料理でも食べてなさいよ!ホントにすいません、ロバートさん…」
ロバート「………」
マリア「ふふ…」
つづく