たろきちのシムズライフ

シムズ4をドラマ風に書き綴ったブログです。更新が滞っている時は記事作成中か、他のゲームに浮気している可能性があります。

裏切りの果て 【3】

 

※プレイヤーの妄想によるストーリー&画像が多めです。ご容赦ください。

 

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マリア「それっ」

 

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〈イアンくんと秘密の関係を始めた私は、頻繁に彼とデートをするようになった〉

 

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〈彼と過ごす時間は本当に楽しい。それになんだか若返った気持ちになる〉

 

 

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〈彼と一緒にロマンス・フェスティバルにも行った。夫には高校の同窓会だと嘘をついて〉

 

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イアン「それっ」

マリア「わぁ…♡」

 

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イアン「マリアさん、今日も綺麗だね」

マリア「うふっ、ありがとう」

 

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マリア「ロマンス・フェスティバルなんて久しぶりだわ」

イアン「そうなんだ。楽しめてる?」

マリア「ええ。イアンくんと一緒ならどんな事だって楽しいわ」

イアン「僕もだよマリアさん

 

 

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アビゲイル「二人でカラオケなんて久しぶりね〜」

アビゲイルの夫「そうだな。アダムが聞いたらふてくされるだろうな。“なんで二人だけで行ったの!”って」

アビゲイル「ふふ、そうかも。まあ今頃お友達のおうちで楽しんでるわよ。今度は三人で行きましょ」

アビゲイルの夫「うん。よーし!歌うぞー!ストレス発散だ!」

アビゲイル「あら、あなたにストレスなんてあったのね」

 

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アビゲイル「(今日はロマンス・フェスティバルだったのねぇ。若い頃は気になる男の子と一緒に行ったものだわ。ん?)」

 

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アビゲイル「(あの後ろ姿は…)」

 

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アビゲイル「(マリアさん…?本当に仲の良い夫婦ねぇ。羨ましいわ)」

アビゲイルの夫「おーい、アビゲイル!早く早く!」

アビゲイル「あーはいはい!今行くわよ!(今度マリアさんに会ったら聞いてみようかしら)」

 

 

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マリア「(ふぅ。さっぱりした)」

 

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マリア「(イアンくんとのロマンス・フェスティバル、楽しかったなぁ。あらやだ、シワが増えたわね…。この前買ったパックしてみようかしら)」

 

 

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ロバート「ははは!この番組はほんとに面白いなぁ!」

マリア「あら、そんなに面白いの?」

ロバート「うん!ママも一緒に観ようよ。あ、そうだ。同窓会どうだった?」

 

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マリア「すっごく楽しかったわ」

ロバート「へぇ!それはよかっ……ママ…?」

 

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マリア「ん?なあに?」

 

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ロバート「ひぃっ!!ど、どうしたのそれ!?顔が金ピカだよ!」

 

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マリア「ただのフェイスパックよ。もう、大きな声出しちゃって」

ロバート「だ、だって顔が金ピカだからさ…」

マリア「パックなんて今まで全然した事なかったからどれを選んだらいいか分からなくって…。とりあえず一番高いのを選んでみたの」

 

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ロバート「一番高いのが金ピカなんだ…。でもなんで急に?」

マリア「最近シミとかシワが気になっちゃって。いつまでも綺麗でいたいしね」

ロバート「そうかな…?今のままでも充分いいと思うけど…」

マリア「あらありがと。でも、もっともっと綺麗になりたいわ」

ロバート「……」

 

 

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~翌日~

 

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マリア「(イアンくんのために綺麗にならなくっちゃ♡)」

 

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マリア「これでよしっ。ふふ…」

 

 

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ロバート「(ヒソヒソ)ケイティ…、ケイティ!」

ケイティ「ん?なに?パパ」

ロバート「(ヒソヒソ)ママの様子が変だよ…」

 

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ケイティ「え?どこが?全然変じゃないよ」

ロバート「だ、だっていつもと違うよ…?」

 

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マリア「二人とも何をコソコソ喋ってるの?」

ロバート「あっ、いやあ…。ママがいつもと違うっていうか…。なんかお洒落だなと思って…」

マリア「あら、私がお洒落しちゃダメ?」

ロバート「い、いやいや!そうは言ってないよ!ただ…、どうしたのかなって…」

マリア「どうもしないわ。お洒落したいからしてるのよ」

 

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ケイティ「ママ、とっても綺麗!」

マリア「あらありがとう、ケイティ。嬉しいわ」

 

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ケイティ「わたしはママが綺麗になるの嬉しいよ。パパは嬉しくないの?」

ロバート「いや…、そういうわけじゃないけど…」

 

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ロバート「(なんか納得いかないんだよなぁ…)」

マリア「あ、そうそう。今日は高校時代のお友達と食事に行くから」

ロバート「あ、うん…。あんまり遅くならないようにね…」

 

 

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マリア「ここの食事代は私が出すから遠慮しないでね」

イアン「ありがとう、マリアさん!そういえば、今日はとっても綺麗だね。僕のためにオシャレしてくれたの?」

 

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マリア「ありがとう。そうよ、イアンくんのために綺麗になりたいと思って」

イアン「嬉しいなぁ。メイクもかわいいし、いつもより魅力的だよ」

 

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マリア「あ、そうだ。役者の仕事はどう?順調?」

イアン「あー…、なかなかオーディションに受からなくて…。正直今月キツいなぁって…」

 

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マリア「そうなの?だったらこれ受け取って。とりあえず1000シムオリオンあるから」

イアン「そんな…!悪いよ…」

マリア「いいの。気にしないで。困ったらなんでも相談してね」

イアン「マリアさん…。本当にありがとう」

 

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マリア「あ、料理が来たわ。さあ食べましょ」

イアン「わぁ~!僕こんないいもの初めて食べるよ!いただきま~す」

 

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イアン「(モグモグ)うん!おいひぃ!」

マリア「うふっ…」

 

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マリア「(あ~~~!なんてかわいいの!ずっと見ていたいわぁ♡この子のためだったなんだって出来る気がする)」

 

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イアン「そうだ。このあと時間ある?」

マリア「どこか行きたい所でもあるの?」

イアン「うん。ホテル…、行かない?」

 

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マリア「……いいわよ♡」

 

 

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マリア「(ドキドキ)」

 

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イアン「旦那さんの方は大丈夫?」

マリア「ええ。今日は遅くなるって連絡しておいたわ」

 

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イアン「じゃあ始めよっか」

マリア「うん…♡」

 

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〈私はとうとう一線を越えてしまった〉

〈家族に対する罪悪感も初めはあったが今はもうほとんどない〉

〈イアンくんさえいればいい。それほど彼の存在は私の中で大きくなっていた〉

 

 

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ケイティ「(もうすぐ誕生日。パパとママはどんなプレゼントをくれるんだろ?楽しみだなぁ♪)」

 

つづく

 

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