たろきちのシムズライフ

シムズ4をドラマ風に書き綴ったブログです。更新が滞っている時は記事作成中か、他のゲームに浮気している可能性があります。

マリアのその後 【2】

※プレイヤーの妄想によるストーリー&画像が多めです。ご容赦ください。

 

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マリア「〜〜♪」

 

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マリア「さ、出来たわよ。食べましょ」

ケイティ「おいしそ〜!いただきま〜す!」

 

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ケイティ「うん、おいしい!」

マリア「よかった。ケイティに手料理を食べてもらうのは10年ぶりね…」

ケイティ「そうだね。でも今思うとあっという間だったかも」

 

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マリア「…ねぇケイティ。本当にいいの?私と暮らすなんて。私はとんでもないことを……」

ケイティ「あ、また言ってる!」

マリア「だって……」

ケイティ「確かにいろいろあったけどもう終わったことでしょ?」

 

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ケイティ「…パパもとっくに許してるよ。ママ、ほぼ毎日手紙を送ってきたでしょ?それを読んで、ママがしっかり反省してるっていうのがパパにもちゃんと伝わってたし」

マリア「そう…。…そういえば再婚したのよね?」

 

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ケイティ「うん。すごく優しくて良い人だよ。私のこと気にかけてくれるし」

マリア「ここへ来たいって手紙に書いてあった時は、てっきり仲が悪いのかと……」

ケイティ「ううん、仲良いよ。でも10年も離ればなれだったし、ママに会いたいって思うのは普通でしょ?それに私もう大人だし、誰と暮らそうが自由でしょ」

マリア「…そうね。あなたが来てくれて本当に嬉しいわ、ケイティ」

ケイティ「それにしても……」

 

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ケイティ「よくここで暮らそうと思ったね。町から結構離れてるし、周りにあんまり家もないし」

マリア「とにかく知り合いがいないところにと思って…。もう誰にも迷惑を掛けたくなかったから…」

ケイティ「そっか」

マリア「そうそう、ここはじめはすごい雑草だらけでね……」

 

 

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マリア『すごい有様…、安いわけだわ。でも私にはお似合いね…』

???『ここに越してきた方ですか?』

マリア『えっ』

 

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カール『どうも、カールといいます。この丘の下に住んでます。少し離れてるけどご近所さんですね。あなたのお名前は?』

マリア『あ、ま、マリアです…』

カール『マリアさんですか。いやぁ、住人が増えて嬉しいなぁ!これからよろしく!それにしてもすごい雑草ですねぇ』

マリア『え、ええ…』

 

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カール『長いこと空き家だったからなぁ。片付けるのは一人じゃ大変でしょ?僕も手伝いますよ!』

マリア『え、いや、でも…』

カール『大丈夫、気にしないで。ご近所さんなんですから!あ、娘も呼んできますね』

マリア『あ、あのカールさん…!?』

 

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マリア『おかげですっかり綺麗になりました!ありがとうございます、カールさん。それと……』

 

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マリア『エイミーちゃん。こんな時間までごめんなさいね』

エイミー『大丈夫ですよ!』

 

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エイミー『困った時はお互い様。ね?お父さん』

カール『もちろん!いつでも頼ってください』

マリア『ありがとうございます』

 

 

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カール『作物に肥料を与えれば、より良い品質の物を収穫できますよ。毎日の水やりも忘れずにね』

マリア『はい』

 

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カール『ニワトリを飼えば、ほぼ毎日卵を産んでくれますよ。動物小屋もあるし牛かラマを飼ってみたらどうです?』

マリア『ラマ?』

カール『ラマからはウールが取れるんですよ。クロスステッチの材料にしてもいいし、そのまま売ってもいい。生活の役に立ってくれますよ』

マリア『なるほど』

 

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マリア『カールさんからは学ぶことばかりだわ。本当にありがとうございます』

カール『いえいえ。農作業って大変だけど面白いんです。分からないことがあれば遠慮なく聞いてください』

マリア『はい!』

 

 

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ケイティ「へぇ、そうだったんだ。ママ、いい人たちに出会えてよかったね」

マリア「ええ本当に。カールさんがいろいろ教えてくれたおかげで助かったわ」

ケイティ「私もいろいろ教えてもらお」

マリア「あ、そうだ。明日は手作りのパンやお菓子を町に売りに行くの」

ケイティ「え、そうなの?私、売り子さんやりたい!」

マリア「フフ、元気よくお願いね」

ケイティ「うん!」

 

つづく

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